手荷物預かりも自動化、機械が得意なことは機械に任せ、人は人にしかできない仕事をやろう

 

先日の出張で久々に羽田空港を利用しました。

前からあったかなあ、こんなの。どうやら手荷物預かりも自動化されたようです。
前は、チェックインカウンターで、スタッフの人が「お預かりしまーす」と言ってサイズや重さを計り、シールを貼り、引換証を渡してくれていましたよね。

それが、こうして自分で手続きできるようになっているのです。自動化なんだなあ。

自動化により、人間の仕事が奪われたのか。

そういうわけではないと思うのです。

手荷物預かりカウンターにいたのは、主には女性。男性もいたけれど、女性も多かった。

お客さんだって、半分は女性ですよね。

お互いに、重たい荷物をよいしょって量りに載せてたわけです。

 

自動化で、確かに自分で量りには載せることにはなりますが、「よいしょ」って毎回毎回、載せなくてはいけなかった女性スタッフは、毎日のことだからもしかしたら腰痛になってしまうかもしれない。そうしたら、機械がそれを肩代わりしてくれることは悪いことではないでしょう。

それに体力のある人は自分で手続きすることもできますからね。

自動化により、その仕事はやらなくてもよくなった。

でも他に、人間でなくてはできない仕事もあると思うのです。

目配り、気配り、心配り。こうした仕事は、人間の得意とするところじゃないかな。

雰囲気を感じ取る。

言わんとしていることを察知する。

先回りして、一歩前へ。

痒い所に手が届く。

そうした仕事は、空港にはきっとまだまだたくさんあるはずです。

たくさんの方が利用するのですからね。

人間にしかできない仕事、人間の方がずっと得意な仕事。

そういう仕事をする時間を捻出してこその、自動化なんだと思います。

 

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