先日参加した「江戸しぐさ」のミニセミナー。
そこで次のような言葉を教えてもらいました。はじめて聞いた言葉ばかり。
「戸閉め言葉」
「水かけ言葉」
「胸刺し言葉」
戸閉め言葉
戸を閉める。それもぴしゃっと。相手の面前で。
人の話を否定する。
人の話を途中で遮る。無視する。
そういう言葉遣いで、相手をシャットアウトすることを「戸閉め言葉」と言います。
人の話を最後まで聞かない、ということは失礼にあたります。
人が言おうとしていることにすぐ、「でも」「それは」「そうじゃなくて」と否定から入ると、相手は話を続けることができません。
自分の話を聞いてくれない人を、人は避けてしまうのです。
「戸閉め言葉」は相手の心を閉ざしてしまう言葉。
水かけ言葉
急に冷や水をひっかけられたら、気持ちまでヒヤッとしますよね。
人が話している時に、「で?「だから?」「それで何?」と冷たい言葉をかければ、会話が弾むわけもありません。
「そんなこと知ってる」と小馬鹿にしたり、上からものを言うような態度でけなしたり、文句をつけたり。
相手をけなすような言葉を「水かけ言葉」といいます。
気持ちよく話している時に、冷たい水をかけられたら、心までヒヤッとします。
その場の雰囲気も悪くなるし、気分も悪くなりますね。
胸刺し言葉
会話の最中で、胸をグサッと差すような言葉。
そんないい方しなくても・・・と思っても、本人はずばり言ってやった、くらいの感じでしょうか。
会話は断ち切られ、胸はえぐられ、傷つきます。周りにもいい影響はないでしょう。
人の感情を逆なでするような言い方、とげとげしい言葉遣いがされると、もうこの人とはしゃべりたくない・・・と思うわけです。
反論の余地を与えない、バッサリ人を切るような言い方。
そういう人のそばにはいたくないですね。
いつ切られるかわからないですもの。
人付き合いは会話から。
江戸の時代も現代も、言葉を介して人とお付き合いする以上は
「物言い」ってとても大事だと思うのです。
自分の好きでいい。
自分が思ったことを正直に言うのがありのままだ。
そんな考えをする人もいますが。
相手あってのお付き合い。
所詮、人なんて一人では何もできないんです。
仕事。家庭。親戚づきあいに友達づきあい。
全部、相手あっての関係です。
その一言で、不快な思いをする人がいる。
その一言で、心を閉ざす相手がいる。
その一言で、関係が壊れることもある。
そしてそれを発した当人は、それに気づかない。
江戸時代も今も、人間関係にまつわる考え方は同じなんだな。
自分も気を付けよう。と思いました。
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