今学期の授業はiOS12のお話から。
OSって何？
アップデートの時に気をつけなくてはいけないことは何？
というお話です。
そもそもOSって何？
パソコンもスマートフォンもタブレットも、「OS」（オーエス）がなくては動きません。
OSは基本プログラムと呼ばれます。
でも生徒さんに「お友だちに、OSは基本プログラムだよ、って言ったら、お友だちは納得してくれそうですか？」とお伺いしたら
「うーん、納得しないかなあ」とのお答え。
基本プログラムって何？ ってなっちゃいますよね。
そういう時は例え話でご理解いただくこともあります。
例えばどこかに土地を持っているとします。その土地に新しく家を建てようと思う。
その時、いきなりその地面に「たたみ」を敷いてここは和室だよ、ってなりますか？
「じゅうたん」を敷いて、ここはリビングねってなりますか？
ならないですよね。
家を建てる時に、地面にまず何をしますか？
「土台？」と生徒さん。
そうですよね。家の土台を作ります。基礎工事ってやつですね。
これにあたるのがOS、基本プログラムということです。
OSをお城の土台と考えてみると
例えば家じゃなくてお城と考えてみると、江戸城ってありますね。
江戸城の土台、イメージ湧きますか？
あの土台がなくては、天守閣を据えることはできません。
一方、海外のお城、例えばベルサイユ城とか、ノイシュヴァンシュタイン城とか。
そういうお城にも土台があります。その土台にふさわしい城が立つ。
江戸城の土台に、ベルサイユ城は建たない。
土台が違えば建つものも違う。
基本プログラムが違えば、でき上るものも違うわけです。
その基本プログラム、パソコンなら広く知られているのがWindows（ウィンドウズ）という基本プログラム。
iPhoneやiPadならiOS（アイオーエス）という基本プログラム。
リンゴのマークの付いていないスマートフォンなら、Android（アンドロイド）という基本プログラム。
それゆえ、iPhone以外のスマートフォンを「Android」と呼ぶわけです。
今回はそんなお話から授業がはじまりました。
iOS12に搭載された「計測」アプリ
授業最後には、iOS12に搭載された「計測」アプリを楽しんでみました。
これは、iPhoneでもののサイズが測れるよ、という新機能。
サイズを測りたいものにiPhoneをあわせ、ゆっくりうごかすと画面にサイズが表示されるのです。
「便利ツール」の中に「計測」アプリがあれば、そのiPhoneはものを測れるということ
もし「計測」アプリがなかったら、残念ながらそのiPhoneは未対応ということになります。
こんな風に画面に物差し（に当たる直線）が出てきて、そこに計測したサイズがセンチ単位で表示されます。
あの額、うちの廊下に飾れるかなあ、なんていう時に測ってみる。
あの棚、うちのあの隙間に入るかなあ、なんていう時に測ってみる。
いろいろな使い方ができそうですね。
四角いものに合わせると、こうして合わせただけで縦横、面積まで表示されます。
誤差もありますが、おおよそのサイズを知ることができます。
「え～面白ーい。」
「なんだか楽しいわね」
そう、新しい技術は人を楽しませるものであるといいですよね！
OSが変わると、新しい機能が追加される。
それを体験していただいた授業となりました。
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