スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

スマホの設定をする際、大事なアカウントはメモになっていると助かる

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

前から相談されておりましたが、友人のところに「新しいiPhoneを使えるようにする」というお仕事で行きました。
「新しいiPhone」といっても、昨年9月に出たiPhone14 ProMaxのことです。
今、2023年6月ですから買ってから9カ月、ちゃんとした設定もせずに使っていたということですね。
 
彼女が仕事用で使っているiPhoneのレンズが1つ割れていて、私は会うたびにそれがとっても気になっていました。新しいiPhoneを持っているのに、AppleIDを設定せずに「とりあえず」という使い方をしているから
「イケてる女性経営者のiPhoneじゃない・・・早く何とかしてあげたい・・」って(笑)。
 
彼女も「早く来て欲しい」
ということで彼女のお店に伺うことになりました。
 
SIMピン(SIMカードを取り外すピン)や長いケーブル(多分途中で充電が怪しくなるはず)、ワイヤレスのモバイルバッテリーなどを携えていきました。
 
このMUJI(無印商品)のメッシュのケースはとても使いやすいですね。
 
両開きになっていて、たくさん収納ができます。外から見えるのもいいですね。
 
そしてこちら、SIMカードのトレイを取り出すときに使うSIMピンです。小さいので鈴をつけて見失わないようにしています。iPhoneの箱にも入っているんですけれど、お客さまが箱ごと持ってくるケースばかりではないので、こういうのも持ち歩いています。
 
そしてお客さまは充電をお忘れになるかもしれない。また会うのが夜ですから充電が足りないかもしれない。そんなときのためにモバイルバッテリーも用意しておきます。
バッテリー残量が足らないと、OSのアップデートもできないのです。
 
 
彼女のお店で設定を始めましたが、最初iPhoneがなかなか電波をつかまなくて、店内Wi-Fiも弱くて作業が思うように進まず、ちょっと焦りました。店内のお客さまが帰り始めたころ、Wi-Fiの調子が良くなってきた(笑)。
 
それでも今回は、前回設定をさせてもらった時に比べて格段に「懸念材料」が減ったのです。
というのも、前回は「ここに、パスワード入れてください」って言ったら、「えええ、パスワードわからないっ・汗」ってことが多々発生し、パスワードを知っていそうな社員さんに電話をかける彼女を見て、「これもなんとかせねば・・」と思いました。
そこで前回から、しっかりデータを書き留めておいた書類を作って持っていてもらいました。
 
今回彼女は、ちゃんとそれを持ってきてくれたので、作業が断然はかどりました。
 
スマホの買い替えやデータ移行の際、お店の人に頼んだとしても、私に頼まれたとしても「お手上げ」な状況になるのが、この「パスワード不明」。
 
お店だった場合、おそらくお一人にそんなに時間はかけられないのではないでしょうか。
そういう場合、「パスワードが分かってからお越しください」となるかもしれませんね。
パスワードが分からないと、本当にその先に進めないのです。いたし方ありません。
 
今回「あれ??」というものも、何とかパスワードリセットの手続きをしてそれを新たに書き留めてもらいました。
彼女の希望する設定も終わり、時間がすごくかかったけれどホントにほっと一息つきました。
もし誰かにお願いするとなった時は「自分の主要なアカウント」をしっかり把握しておくことが大事です。
 
ここでいう「主要なアカウント」とは、
・iPhoneの人は【AppleID】
・Androidの人は【Googkeアカウント】
・そして【携帯電話会社のアカウント】
・仕事で使っているなら【SNSのアカウント】
他にも
・LINEに登録したパスワード
・PayPayなどに登録したパスワード
 
設定を誰かに頼むなら、それらを紙にまとめておくとよいでしょう。
手伝える人も、それさえ分かれば何とかなることが多いものです。
「パスワードが分からない」と言われたら、作業に非常に時間がかかるか、最悪どうにもこうにもお手上げです。時間がかかれば、場合によっては延長料金ということもあるかもしれません。
 
 
作業が無事に終わり、お客さんもほぼ皆さん帰られて、私たちが最後のお客さまに。。。
とりあえずミッション完了でした。