スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

人が集まるところに移動基地局車

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

大曲の花火大会に行きましたが、人口数万の市に例年であれば70万人が集まるそうです。

普段は人が少ないのに、花火大会、フェスティバル、ライブ、初詣などで一つの場所にたくさんの人が集まると、スマホのつながりが著しく悪くなります。ネットワークが混雑するからですね。

災害時にも同じことがいえます。普段人が少ない公園に、大勢の人が避難してくる、などのケースです。

今回の花火大会でも、一か所にたくさんの人が集まる状況。そこで私は「あの車」を探しに行きました(笑)。

これです。ドコモとロゴマークが入っている車。長いアンテナを立てています。

こちらはKDDIの車。やはり長いアンテナが立っています。

 

これは「車載型移動基地局」や「移動基地局車」といいます。携帯電話の基地局を車に乗せて、どこにでも移動できるというもの。人が集まって携帯のつながりが悪くなりそうな場所に出没する車です。

全国の花火大会、お祭り、ライブ会場など、多くの人が集まるイベント会場でも「つながる」をめざしてドコモが取組んでる内容をご紹介します。
イベント会場でも「つながる」をめざして | 通信・エリア | NTTドコモ - www.docomo.ne.jp

こんな記事がありました

今や生活で手放せない存在のスマホ。つながらなくなった時の不安もひとしおではないだろうか。“もしも”の場面に備え、携帯電話の回線を安定させるために活躍する“はたらくくるま”「移動基地局車」。どんな役割や仕組みをもつのか取材した。
災害時に“最後の砦”となるNTTドコモの移動基地局車 - GAZOO.com
KDDIは、多くの人が集まる大型イベントや、災害発生時に基地局がダウンしたときの対策として、30台以上の車載型基地局を保有している。そんな車載型基地局に新たに5G仕様が登場。従来型との違いや役割を解説する。
5Gに対応したKDDIの最新『車載型基地局』が登場!4Gとの違いや役割を解説 - TIME&SPACE
シェア 8 ツイート 3 はてブ 1 「すさみスマートシティ推進コンソーシアム 防災ワーキンググループ」とソフトバンクは「世界津波の日」(11月5日)に合わせて、和歌山県「道の駅すさみ」において防災訓練とICTによる被災
知っておきたい被災地で活躍する「移動基地局車」や「災害ポータル」のこと 大地震... - ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン
2021年12月30、31日、「コミックマーケット99」にKDDIの5G車載型基地局が出動。多くの人が集まる広い会場で安定してauが使えるよう臨時対策を行った。大型イベントで初運用の5G車載型基地局の設営に密着し、KDDIの対策を詳しく紹介する。
11万人のイベントにau 5Gを!「コミックマーケット99」の電波対策に密着 - TIME&SPACE

この移動基地局車には、地上で電波を送受信するためのアンテナが設置されています。大型の発電機も用意されているそうです。予定が決まっているイベントなどの場合は、近隣の光ファイバー回線に接続し、災害時には宇宙にある通信衛星を利用できるそうです。

災害時にはすごく頼りになる車だと思いますが、出番がないことを祈りますね。