スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

復活したiPad Pro11インチ 機械の生きる力を信じて

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

突然見えなくなった画面

iPadを使っていた途中で、突然画面トラブル。

本当に突然のことでした。さっきまで普通に使えていたのに!?
最初は画面がもうつかなくなったのか・・と思ったら、うー--っすらとついている。
強い光で照らすとホーム画面が確認できました。それが9月末のこと。
何をどうやってもどうにもならず。

一応、端末の初期化を試みてみるも、うっすらりんごマークがつくだけ。それもかなり強い光で照らさなければ見えません。これでは使い物になりません。

 

10/4にApple丸の内に持ち込み

自分ではどうにもならないので、10/4に予約を入れApple丸の内に。ここで何とかしてもらえないかなと持ち込みました。

スタッフの方もいろいろ見てくださったのですが、最後は「強制リセットしてみましょうか」ということになりました。バックアップはちゃんと取ってあるし、アカウントも把握してるので「お願いします」と。
しかし、Apple丸の内のMacに接続しても、iPadが認識もせずその先どうにもなりません。Macも別のもの、ケーブルも取り替えても、私のiPadはまったく認識されない。

もしこれを修理するなら本体代ぐらいかかるかも・・ということと、2018年11月発売、モデル番号MTXQ2J/Aはもう4年も経っているということで、なんとなく双方(私とスタッフさん)にあきらめムードが漂っておりました。

ああ・・Appleでどうにもならないなら、ということで持ち帰り。

自宅でWindowsにつなぐ

自宅でもう一度画面を確認。強い光で照らしてようやく見えるホーム画面。
「でもこの子、まだ生きてる・・・。」
画面ショットも取れるし、AirDropも使える。iPadOSが最新なことも確認できる。画面さえつけば使えるのに・・

そうだ、Macでだめならと一縷の望みを託し、「Windowsならどうだ」とつないでみました。
すると・・
「お!!!Windowsやるやん!認識した!!」

今だとばかり、早速iTunesで強制初期化を試みます。機械ものっていうのは、初期化してまっさらの状態にすると不具合が直ることが多々ありますから。

「頼む、お願い、生き返って」。
あ~ん。でもやっぱり画面は薄暗いまま。

もう寿命なの? 部品がだめなの? ソフトの問題じゃないの?
ああもう打つ手はないのか。画面うっすらついてるのに。
それ以外は普通に使えるのに。
でも懐中電灯片手に仕事はできないしなあ。

 

断食作戦を敢行

諦めきれない私は、次に「断食作戦」に出ました。
エネルギーを裁ち、次に補給した時に息を吹き返す、そんな揺さぶりをiPadにかけてみようと。ディスプレイの部品がいかれてしまっているのでは、もうどうにも直せませんが、内部の不具合ならなにか揺さぶってみたら直るんじゃないかと。かすかな希望を託します。

バッテリー切れになるまで放置すること18日間。

「もうそろそろバッテリー0になったかな」と、Smart Keyboardを開けてみたところ
「お!!!ついとる!!!!!生き返っとる!!!」

母さん、あなたの生きる力を信じてたよ!!
やればできる子!
部品の故障じゃなかったんだ!
何かの不具合だったんだ!

まるでつきものが落ちたかのようなiPadを手に、朝から喜びの舞でした(笑)。

機械ものって最後は「放置して見守る」のが、最大のメンテナンスだったりすることもありますね。
使わずにしばらく放置。そうこうするうちに、事態が鎮静化して、何事もなかったように復活する。
そんなケースを多々目にしています。
機械も生き物、みたいに感じることがあります。
そっとしてあげて、生きる力を信じる、みたいな。

とにかく気に入っていたiPadがまた使えるようになってよかったです!