スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

印象が変わる明智光秀 人の話は片側からの情報でしかない

こんにちは。人生しくなる、大人のためのスマホ&パソコン教室
オーナー兼スマホ活用アドバイザーの増田由紀です。

今年の大河はおもしろい! 印象が変わる明智光秀

大河ドラマファンの私。

 

今年は戦国時代です。

戦国時代は誰が主役になっても面白いけれど。

信長、秀吉、家康のビッグ3はいつも主役級だから、そのストーリーもおおよそ頭に入っている。

この俳優のやった信長が好きとか、この俳優の時の寧々が好きとか。

 

でも今年の大河はなんと「明智光秀」です。

信長がひまわりだとしたら、野村監督じゃないけど月見草的な光秀。

主君を裏切った光秀、という印象が大きいし、今までの大河ドラマでは信長に苛め抜かれたとか、母上を見殺しにされたとか、饗応役を解任されて恥をかかされたとか、とにかく「主役にはなりがたい」という印象の光秀さんでした。

 

ところがです。

今年の大河は「明智光秀」

誰がやるんだろう・・・と思っていたら長谷川博己。

好きな俳優さんです。

長身で細面、とても好感の持てる俳優さん。

日曜の夜はイケメンパラダイスです。

楽しみでしょうがない・・・(笑)

 

明智光秀の前半生はよくわかっていないことも多いので、子役時代は端折って、独身の青年時代から。

この展開もよかったですね。

でもですね、ああもしかしたらこんな人だったのかしら、と思うくらいの光秀像を10回にわたって見てきまして、すっかり明智光秀への印象を新たにしたところです。

誰がどう演じるかで印象って変わるものですね。。。

 

最期を知っているのに・・・

最期がああなる。

信長を打った後ああなる。

と分かっていても、心惹かれる今回の大河ドラマ。

そして本能寺の変にはどんな心情で臨んだのか。

さまざまな説が取りざたされる中、今回の大河ドラマな何説を取るのか。

それともまったく新しいアプローチなのか。

最期がわかっているだけに、その回を見るのが今から悲しい。

 

大河ドラマの前後にツイッターを見るのが好きです。

 

テーマ曲が流れると、令和の時代から戦国時代への脳内ワープがはじまります。

あれはお手洗いに行く時間じゃないのよ。

現代から戦国時代への大事なトンネルの代わりをするのです。

ホントいいテーマ曲です。

 

Apple Musicでも売ってます

 

私ね、大河ドラマのサウンドトラックは「篤姫」と「真田丸」を買ってます。

テレビで流れるとわかるね。あ、これ篤姫だとか、真田丸だって。

麒麟がくるはもうちょっと進んでからになりますが、これはまた買うことになるかなあ(笑)。「

 

人から聞いたことは片側からの情報でしかない

歴史上の定説で、明智光秀は謀反人、裏切り者、というイメージが定着していると、特に明智光秀に興味や関心がない限り、「あの人はそういう人か」で終わってしまうことってよくあると思います。

興味関心がない限り、と書きました。

特にその人について深く考えることがなければ、

「この人はこういう人だ」

という印象を変えるチャンスもなければ、必要もない。

 

特に付き合ってみることもなく

「この人はこういう人だ」で終わってしまう。

定説を信じてしまう、という感じですね。

 

でも一度でもその人に興味、関心を持った場合

「周りからはそう言われているけれど、本当にそうなのかな?」

とか

「会って話してみたけど、そんなことなかったような気がするな」

などと、印象が変わってくることってありませんか?

 

もちろんその逆もあるでしょうけどね。

いい人だって聞いていたけど、そうだったかなあ。

近づいてみてわかることもあるでしょう。

 

特によく知らない人の印象って、そんなものです。

人が「ちょっと・・・」といえば、ふーんそうなのかな、と思い

人が「いいひとよ」といえば、へ―そうなんだ、と思う。

 

だから人がどういったか、で判断しては危険な場合があります。

人が誰かについて話題にした場合、それは片側からの情報でしかない。

「あの人〇〇らしいわよ」とか「あの人がこう言っていた」というのは、あくまでも片側からの情報で、「あの人」から聞けばまた別のことを言うかもしれない。

誰がどう言っている、と教えてくれた人の話は、教えてくれたその人の感じ方であって、本当は違うのかもしれない。

だから、情報をそのままうのみにせずに、自分で考えることがとても大事。

伝えてくれた人の主観も多分に入ってる

人のうわさ話を聞いた時。

気分がめいってしまうような話を聞いた時。

そんな時は、話している人にも主観があることを意識するとよいでしょう。

「〇〇さんがこう言ってましたよ」なんて聞くと、そしてそれがあまりよろしくない話だと、本当に凹むものです。

え、そうなんだ・・・そんな風に思われているんだ・・・

私の前ではそんなこと言ってなかったけどな。なんてくよくよするものです。

私、メンタル弱いからなあ(笑)。

 

でも数々の、本当に数々の経験を経て、こうも思うのです。

「〇〇さんがこう言っている、とその人が言っている」んだなって。

伝えてくれたその人の主観が多分に入っている場合があるんだなって。

それに気が付くと、じゃあ次どうしようかと考えることができます。

じゃあどうしたら伝わるのか、と次の手を考える心の余裕が生まれてきます。

 

人の話を聞く時、言葉の奥にあるものは何かを考える

人って誰でも、自分の都合のいいように話してしまいがちです。

それは私だってそう。誰だってそういう面がある。

意識するか、しないかに関わらず、人は自分の不利になるようにはしゃべらない。

「〇〇さんがこう言っていた」という言葉に乗せて、本当はその人が言いたいことを言っている場合がある、ということです。

〇〇さんはその人、という場合がある、ということです。

話しているその人も気が付かないかもしれない。

でもあとから「あれは、〇〇さんがと言っていたけれど、たぶんその人が私にそう言いたかったんだろうな」って思うこともあるんです。

 

〇〇さんが・・・という会話の中から、私はその人の思いを垣間見ることができているのかもしれません。

そんな風に思っているのかな、もしかして、と。

そしてその背景は何だろう、と考えることができる。

 

言葉の奥にあるものは何か。

私はそこから何を汲み取ることができるのか。

人の話を聞くって深いな。

と思っています。

 

光秀も、後世の人たちにこういう人だった、ああいう人だったとさんざん言われてきたわけです(笑)。

歴史は勝者の物語ですから、敗者はいかようにでも悪く書かれる。政権を取った側に都合の悪い話は歴史から抹殺される。

私たちはその勝者が残した物語で、歴史上の人物を見ている。

光秀から話を聞くことはもうできないのですからね。

 

光秀は本能寺の変の前に、何を考えていたんだろうね。

彼の辞世の句

「心しらぬ人は何とも言はばいへ 身をも惜まじ名をも惜まじ」

 

 

 

 

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