スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

みんな違ってみんないい 何をどこにどう入力するか Excelの授業

今週はExcelの授業。

それも関数です。

 

でもその前に軽く復習。

Excelのマス目1つ1つを何と言ったか?

太枠で囲まれるところの名前は?

ABCDEFG・・・は何て呼ぶ?

足し算、引き算、掛け算、割り算は4つ合わせて何と?

それに使う記号はどこ?

人間の計算は 1+2=3   ですが、Excelではどうだった?

 

・・・などなど。思い出していただいて授業はスタートします。

最初に入力例を開いて、関数の復習をします。

 

「久々だからなー」

というお声もありつつ、皆さんにしっかりと思い出していただきます。

というのも、今日は学んだことを使ってある文章題に挑戦していただこうという算段なのです。

 

 

入力例にある数字で、関数を使って答えを出すことを練習したら、次は自分で考える番。

ある場面を想定して解いていただきました。

あなたはお弁当係。参加者から3日間分のお弁当の注文を取り、それをまとめる係です。

お弁当は4種類。あなたならどこに何を入力し、どんな風に取りまとめますか? という問題です。

誰が何のお弁当を注文するかは、まだわからない状態です。

ですが、お弁当の種類が分かったらそれを何らかの形で入力すると、お弁当の数が出てくるように関数を仕込んでいただきます。

 

 

みなさん「うーーーーん」と考え始めます。

いつもは入力例を開いてから考えることなのですが、本来は何もないところから作るもの。

それをちょっとでも体験していただこうというわけです。

 

どこかに何かは絶対に入力するわけです。その第一歩をどこに置くか。

そしてこれ、答えは何通りもあるのです。

だからその人の「考え方」というのが反映されますね。

また、「お弁当係」の自分は、皆さんにどんな風に注文を取るのか。

どんな風な注文書なら、相手は書きやすいか? 自分は集計しやすいか?

 

みんな違ってみんないいのです。

だってそれが現実の世界です。

テキストの通りに皆さん作っているわけではないでしょう。

どこに何を入力して、なんて誰も教えてくれません。

こうかな? ああかな? いけそう? あ、ちょっと違うかな・・・なんて考えながら

試行錯誤しながら作っています。

だから出来上がるものもみんな違っていていいのです。

 

私のクラスではなんと!夏休みの宿題になっておりますが(笑)。

一足先に形になったクラスでは、それぞれが考えたものを見比べながら

「ああ、この考え方いいね」

「こうすればよかったんだ」

「こっちの方が見やすいな」

「あ、私とおんなじだ」

などと意見交換。

こうして人が作ったのを見ると、また自分とは違う考えに出会い、いいところは覚えておいて、次に自分が作る時に応用できるというわけですね。

 

だからみんな違ってラッキーなんです。

 

 

 

 

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