スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

スマホで楽しむ京都研修・その6「職人技を堪能、京都迎賓館プレミアムガイドツアー」

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 
こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。 朝食後...
スマホで楽しむ京都研修・その5「メニューはスプレッドシートで」 - スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」
京都研修の最後のプログラムは期間限定の「京都迎賓館プレミアムガイドツアー」です。
智積院の五色幕や法要が見られて、東寺のライトアップも間に合い、京都迎賓館のプレミアムガイドツアーに参加できる週末といったら、もうこの日程しかなかったのですよ。
 
京都迎賓館プレミアムガイドツアーは、ゆったりと館内を回る通常のガイドツアーに加え、少人数の親密な会食が行われる「滝の間」や首脳会談が⾏われる「水明の間」が見学でき、「滝の間」では特別に座観ができます。

- www.geihinkan.go.jp
 
京都迎賓館のツアーは参加したことがあっても、プレミアムガイドツアーは初めての私も楽しみにしていました。
 
空港と同じクラスの手荷物検査を経て、いざ正面玄関へ。
 
樹齢700年の福井県産の欅(けやき)の一枚板の扉。
 
 
オープン。迎賓の方がいる時はこの正面に生花が飾られます。
 
日本の建築美は直線にあるのではないか、と思います。まっすぐな線、木と紙という自然素材で包まれた端正な世界です。床材は欅で、来賓の方がいる時は絨毯は取り除かれます。
そしてハイヒールで歩かれたとしても傷がつかない加工になっているそうです。
 
 
藤の間。大きな広間で晩餐会や歓迎式典の会場として使用されています。
「藤」には歓迎の意味があるのだそうです。
 
壁面装飾にはつづれ織りで39種類の草花が織り込まれています。作品名は「麗花(れいか)」。
 
 
天井の照明には本美濃紙と京指物の伝統的技能が使われています。3段に重なっている笠はそれぞれの高さが調整できて、組み合わせればそのパターンは15種類にもなるそうです。
 
金箔と銀色のプラチナ箔を使用しているこちらは截金(きりかね、切金)という伝統技法。すごくきれいな線でした。
 
障子越しの光が優しいです。海外から来たお客さまには、こんなところでも日本らしさを感じていただけるのではないでしょうか。
 
中庭を眺めると、静かな時が流れています。
 
静かな午後、時折吹く風に水面がさざめき、ぼーっと景色を見ているだけで豊かな気分になってきます。
あちらこちらに職人技の光る、大切に丁寧に作られた空間だと感じます。
 
こちらは桐の間。全長12メートルの漆の一枚仕上げのテーブルが存在感を放ちます。磨きこまれた漆の長テーブルは貫禄十分なお部屋の主みたいでした。
 
襖にも桐。白地の唐紙(からかみ)に反射するのは、白い雲母(きら)で描いた桐の紋様。
 
まっすぐに奥へと延びる直線。和紙を通して差し込む光の柔らかさ。
 
東西の建物をつなぐ廊橋。
 
川に浮かべた船は「和舟(わせん)」、来賓のある時は日本の川遊びを体験してもらうそうです。
 
非公開のお部屋の写真撮影はできませんでしたが、日本職人の手仕事を心行くまで堪能した心に残るガイドツアーでした。
チャンスがあればぜひ参加されることをお勧めします。
 
 
 

12月9日・10日と総勢15名で京都研修旅行に行ってきましたが、ホテルランチで和やかにスタートし、和菓子作りを楽しんだり、お寺散策をしたり。東寺のライトアップもとてもきれいで、水面に写る紅葉が美しかった。参加の皆さまの写真も動画もたくさん増えたことでしょう。スマホでの写真整理(アルバム作成)やスライドショー作成の講座がきっとお役に立つことでしょう。

宿坊・智積院会館に泊まり、まだ暗いうちから朝のお勤めに参加しましたが、一糸乱れぬ僧侶の読経の清々しかったこと。また護摩祈祷では燃え上がる炎に、テンポの良い太鼓の音で五感を刺激される体験でした。

日本の伝統工芸の粋を集めた京都迎賓館では、普段は非公開の部屋も見られるプレミアムな体験で、非日常空間をたっぷり堪能しました。

自由時間もあるので、お互いの連絡はLINEグループで。
「○○に集合お願いします」
「今○○してますので少し遅れます」
「到着しました」
「○○さんがまだ来てません」
・・・など、LINEがあるからこそ密な連絡ができて本当に便利。これがない時代、いちいち電話をかけたりしていたのかと思うともうその戻れないな‥と思いました。

また今回、何より便利だったのはタクシーアプリGOの「AI予約」。電話ではなかなか捕まらないとさんざん聞かされてきた京都のタクシーの予約が(実際そうでした・・・)スマホからだと複数台同時に予約できたのです!
待ち時間もなく配車され、移動に大活躍。タクシーを呼ぶときにはすでに行先も伝わっているので、乗っているだけで目的地まで連れて行ってくれ、会計も代表して一括で支払えるので、乗っているみなさまは降りるだけというスムーズさ。
ほんとに便利なアプリで、スマホならではの旅でした。