こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
スマホは人生の相棒。何歳からでも遅くない!
「シニア×スマホ」の世界を明るく照らす案内人です。和風なものと嵐が大好きです。
本や講座、セミナーやSNSで、楽しく・わかりやすく伝えています。
Amazon著者ページはこちら | お仕事のご依頼はこちら
【本日発売・見てすぐ使える!70歳からのスマホでAI 】
新刊が本日発売です。
・
ネットでAI関連の記事をみると
「爆速でプレゼン資料を作る」
「議事録作成が10分の1の時間で」
「AIを使わないと損してる!」
なんて内容が多いですね。そういう記事を見ると、AIは仕事をしている人、若い人だけのもの、って思うかもしれません。
特にシニア世代は「私には関係ないな」って思っちゃう。
・
![]()
でもAIは、私たちみんなのものです。これから私たちは、ますますAIと付き合っていくことになる。
仕事にだけ使うものじゃなくなってきます。
・
![]()
教室で、最初にAIを紹介したのはChatGPTが出てすぐのこと。
最初にご紹介した時は「先生、何を聞けばいいのかわからない」という方が多かったです。
AIがどんなに便利だって言っても、何を頼めばいいか、そんなに簡単に出てくるものじゃないんだな、って思いました。
・
![]()
AIと向き合う時に、必ず「プロンプト」というお願い文を作ります。お願い事を言葉にする作業ですね。まだテレパシーが通じないからね(笑)。
自分の思っていることを「言葉」にする作業って、実はものすごくクリエイティブな作業です。
自分の考えを「表現」すること。「形」にすること。これは年齢に関係なく、とても大事なことです。
・
![]()
でも、年齢が進むにつれて自分の意見を誰かに聞いてもらう機会がなかったりすると、その力はだんだん衰えていく、と私は思っています。
現役でお仕事をしている人であれば、役目や仕事内容によって「プレゼン」「会議」「交渉」「営業」などで、自分の考えを言葉にして示す機会があります。
・
![]()
自治会の役員、PTAの役員、サークルの何かの係などをしていても、何かしら自分の考えを言葉にする機会があったりします。
でも現役を退いたり、人との接点が減ってきたり、限られた人としか付き合いがないとなってくると
「特に意見をまとめる必要がない」
「意見を発表する機会がない」
「言わなくてもわかる」
ということが増えてきて、自分の考えを言葉にする場面がどんどん減ってきます。
・
![]()
年齢を重ねても「自分の考え」を「言葉にして伝える」ってとても大事なことで、AIと付き合うと、それが鍛えられます。「どう伝えたらわかってもらえるのか」と想像力を働かせることになります。
・
![]()
AIは確かにあいさつ文などを作るのは大得意ですが、
「自治会長になったあいさつ文を作って」と言っても、大して気に入ったものは出てきません。
・何人の前で話すのか?
・どれぐらいの長さ話すのか?
・これだけは伝えたい、という内容は何か?
・どんな気持ちで話すのか?
・どんなテイストの文章を作ってほしいのか?
・前任者へのお礼は入れるのか?
・
![]()
自分の考えを細かく伝えれば、AIも「お、そういうご希望なんですね。了解です!じゃあ、こんな感じですかね」と気を利かせてくれます。
AIとのやり取りには、想像する力が欠かせません。
「こういえばわかってくれるかな?」なんてやり取りは、とても楽しい作業です。
・
![]()
シニア世代だってAIをどんどん使えばいい、と私が思っている理由は、「自分の考え」を「言葉にして伝える」訓練になるから。
そして想像力を鍛える訓練になるから。
自分の考えを言葉にすることは、自分を深く知ることにつながるから。
・
![]()
そんな内容を、この本に書きました。
ご興味のある方にぜひ手に取っていただけたら、と思ってます!
・



