スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

締め切り迫る。もうすぐスマートフォンの新しい本が出ます。

スマートフォンの本の新刊が出ます。

その締め切りがあって、なかなか仕事が終わらない日々を過ごしています。

通常業務のほかに、この執筆の仕事がある時は、かなり時間をやりくりしています。

というか、そういう時に限って、いろいろ仕事が重なるものなんですよね。

不思議。

 

「書く」という仕事は、「発見」したり「調べ」たり、「検証」したり「推敲」したり。

「教える」という仕事にも似ています。そして調べたり確認したりしている時間が、自分の経験になるのです。

ノウハウがたまっていくのだと思います。きっとね。

 

でも全く新しいものを作る時は、1ページ書くのに丸一日、という場合もあるわけです。

 

私は、本のレイアウトやデザイン、図表や挿絵の作成もやっていますから、やっぱり1ページ終わるのに丸一日ということもあります。

別のやり方を編集者と考えたこともあったのです。

でもその際のメリット、デメリットを話し合って、しばらくはこのやり方で行きましょう、ということになりました。

 

 

 

Androidスマホの本は、それはそれで生みの苦しみもあります。

この操作をしていただくために、どの題材がいいか、どのやり方がいいか。

それをすごく考えます。

例に取る内容だって、本当にありそうな感じにしたいし。

でも出版業界のお約束事があって、「それはだめです。」「これは消してください。」などと編集者さんに言われます(笑)。

編集者さんの目を盗んで入れたとしても、すぐに見つかってしまいます(笑)。

 

また「どうしてこれじゃなくてはいけないんですか、理由を説明できればいいです」と言われることもあります。

すると私は「どうしてもこれじゃなきゃだめ」な理由を編集者さんに説明するのです。

そんな攻防戦もあったりして(笑)。

 

iPhoneの本は出版させてもらって、何度かの改定を経ていますが

日経BPさんから出すAndroidの本は今回が初めて。

同じスマートフォンでありながら、同じではないところもたくさんあります。

でも「いちばんやさしい60代」シリーズで出しますから、できるだけわかりやすく、できるだけ楽しく、という観点が欠かせません。

この方法でも、あの方法でも、別の方法でもできるけれど、「この方法」を選んで記述するには、それなりに理由もあるわけです。

iPhoneではこうだったけれど、Androidでもこうすれば同じようにできる。

またその逆で、Androidでこうだから、iPhoneの時はこうすればいいんだ、と次回の改定に活かせる発見もたくさん。

もうあと少しで私の手を離れる原稿ですが、それまで粘ってより良いものを作っていきたいと思います。

 

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