スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

Google「Bard」が「Gemini」に名称変更

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

Google社は2月8日、対話型AI「Bard(バード)」の名称を「Gemini(ジェミニ)」に変更すると発表しました。「Gemini」は昨年12月に公開されたGoogle社の生成AIサービスで、今後は「Gemini」という名前で生成AIサービスに本腰を入れていく予定です。
下の表でGeminiとChatGPTを比較してみます。どちらも無料版と有料版があり、有料版の料金もほぼ同じです。Chat-GPTを強く意識していることがうかがえます。

有料版のGemini Advanced(ジェミニ・アドバンスト)では「ChatGPTのGPT-4を超えた」と言われる、<Gemini Ultra>という言語モデルが搭載されています。<Gemini Ultra>は、数学、物理、歴史、法律、医学、倫理など57分野の評価テストで90%の高スコアを獲得し、人間の専門家よりも優れた初の言語モデルとなったと報じられました。

有料版のGemini Advancedには2TBのストレージがつき、GmailやGoogleドキュメント、GoogleスプレッドシートなどでAI機能が提供される予定です。
Geminiに聞いてみたところ、例えば、Google ドキュメントでは、Gemini Advancedが次のようなことを自動でやってくれるそうです。

これはMicrosoft社のAI「Copilot(コパイロット)」というAI機能がWordやExcelなどで利用できることと似ています。
Gemini Advancedには、最初の2カ月間は無料で試せるトライアル期間があります。私もさっそく使ってみています。
Android版にはGeminiのアプリがあり、今週提供スタートの予定です。iPhoneでは「Google」アプリから利用できるようになります。


(イラストは「優秀な家庭教師がついている中学生が勉強している絵を描いて CG風」でAIに描いてもらいました)