人生初の外科手術は、鈍く重たく絶え間ない痛みでした

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手術当日となりました。

朝から何も食べません。

午前で2番目の手術の順番です。スマホは持ち込めません、もちろん。

全身麻酔をし、局部麻酔をします。

麻酔をする前、ベッドに横になり頭上に輝く手術用のライト、たくさんの電球が規則正しく輪になって並んでいるなあ・・・深呼吸して・・・というところまでは記憶があります。

 

気が付いたら病室でした。気が付けばもう夕方です。

そして激しい手の痛み。頭も重たくて痛い。

麻酔をすると頭痛になる方もいます、と麻酔の先生がおっしゃっていた通りです。

頭の鈍痛、肩もバリバリです。

起き上がることもできない。

手が恐ろしいほどにパンパンに腫れていて、自分のおなかの上に腕を置いている感覚なのに、見れば体から離れたところに腕がある。

人間の手って、こんなにパンパンに腫れるものなのか、というぐらい膨れ上がった自分の手に、びっくりするやら恐ろしいやら。

 

で、とにかく痛い。激痛というよりも、鈍い痛みが絶え間なく押し寄せる波のように、一向に私を楽にさせてくれないのです。体中が鉛のようです。

呻くしかできない・・・

 

途中でお手洗いに行きたくなるのですが、こんな体で起き上がることもできない。

ナースコールをして看護婦さんに起き上がるのを手伝ってもらうのですが、個室ですからお手洗いが目の前にあるのです。

入院時満床だったため、一時的に個室になりましたが、どうやら2泊目も個室のままでした。ラッキーでした。そして個室で本当に助かったと思いました。数メートルの距離を進むのも容易なことではないのです。

 

2泊3日の予定ですから、明日は退院です。

でも・・・無理・・・絶対無理・・・こんな体で・・・

 

病院食は運ばれてくるのですが、何も食べる気にもなりません。

お水を飲むのが精いっぱい。

そのお水も、ベッドサイドに置いてあっても、自分で起き上がって飲むこともできないのです。

そのたびナースコールで看護婦さんに来てもらい、ほんのちょっと口に含むだけでダウン。

ただただ、もう、ただただ時間の過ぎるのをうずくまってじっと耐えて待つ、そんな感じでした。

 

人生初の外科手術は、手術が終わった時のことまで想像してなかった。

2泊3日だから、意外と軽く済むんだな、なんて思ってた自分を殴ってやりたい気分でした・・・

 

 

 

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