回らない寿司とその未来

こんにちは。人生しくなる、大人のためのスマホ&パソコン教室
オーナー兼スマホ活用アドバイザーの増田由紀です。

スケートをする回転寿司

先日、家族で近くの回転寿司に行きました。
時々行くお店なのですが、あれ? 今日はなんだか様子が違う。
いつもならたくさんのお皿が回っているのですが、その気配がありません。

お寿司のお皿が回るレーンも、白い長い廊下のようになっています。
私たちはカウンター席に座ったのですが、お互いを仕切る壁もしっかりしたものになっていて向こう側が見えないようになっています。

内装が変わったのかな?
と思っていたところ、目の前をすーーーーっと、左から右へ滑るように動いていくお皿が。

え??? なんか今、通ったよ?

 

どうやらお寿司が提供される方法が変わったようです。
目の前のタッチパネルで注文して、そのお寿司が廊下をすべるようにスーッと目の前に到着する。
それを取って食べる。そういうことみたい。
知らなかった~!
まるでスケート靴をはいたお寿司がワルツを踊るように、次々と目の前を寿司の皿が通過します(笑)。
そうしてオーダーした人の前でピタッと止まる。
もちろんコンピューターで制御されているのだと思いますが、不思議不思議(笑)。

お寿司もスマホで注文

今はタッチパネルに手を伸ばして、お寿司を注文するのですが、いずれこれがスマホの画面に取って代わるでしょう。
お店に入って、QRコードか何かを読み込ませると、当日のメニューがスマホに表示される。

そしてスマホの画面をタッチしてお寿司を注文。
目の前にお寿司が運ばれてくる。
食べ終わったら会計もスマホの画面で操作。

さらに、レジではQRコード決済で、現金いらずで会計。
多分、そんなお店そのうちできるでしょう。

 

先に注文、先にお支払いのモバイルオーダー&ペイ

回転寿司にも、お持ち帰りのメニューがあります。
予約をしてそれを取りに行くのです。

今は「モバイルオーダー」という仕組みがはじまっています。
モバイルオーダーとは、スマホのアプリを使って「先に注文とお支払いを済ませる」というもの。
お店に行くのは商品を受け取りに行くため。
お金を払いに行くためではありません。
何でお支払いするか? というとスマホ決済なのです。

お支払いまでするので、「モバイルオーダー&ペイ」といいます。
お店側だってオーダー受けて商品を用意したのに、あれ待っても待ってもお客さん来ないなあ・・商品無駄になっちゃったなあ、っていうのは避けたいですからね。
だから先払い。

 

モバイルオーダー&ペイはキャッシュレスで

私もよくいくスターバックスコーヒー では、6月末に東京都内の56店舗で「モバイルオーダー&ペイ」が始まりました。
スタバに行く前に注文しお支払いまで済ませます。
注文もスマホのアプリから。お支払いもスマホから。
だってそうですよね、現金を先に払っておくことはできないし、スタバのために銀行振り込みしませんよね。
スマホ決済、キャッシュレス化がこんなところにも。

「モバイルオーダー&ペイ」を導入すれば、レジで待つことが緩和されることになります。スマホで商品を見ながらお客さんがオーダーするので、店員さんの聞き取りミスによる間違いも防げます。

調理関係であれば、スタッフの人は調理に専念できる、接客に専念できる、というメリットがあります。

アメリカではスタバのほか、ドミノピザ・ピザハット・パパジョンズの3大宅配ピザチェーン、マクドナルドなどでどんどん取り入れられているそうです。

 

回らない回転寿司の未来は

自分の注文したものだけがピタッと自分の前に運ばれてくる。
オーダーしてから作られるので、ご飯も冷えていないし、ネタも乾いていない。
美味しかったし、いい仕組みだなと思いました。

でも、回っている時には「あ、今通り過ぎて行ったあれ、おいしそうだな」と追加で注文したり、何度も目にしているうちに「これ、やっぱり食べようかな」と手が伸びたりという、いわば「意図しない消費」がありました。

回らないスケート寿司では、他のものを見るチャンスがない。
だからピッタリ自分が頼んだものしか出てこない。
利用者にとっては無駄な消費が減らせるかもしれませんが、お店にとってはどうなのかしら。

それからお寿司屋さんの活気、みたいなものはちょっと感じられなかったかもしれません。目の前が壁で仕切られていて、商品のない長い廊下のようなレーンに時々注文の品が滑り出てくるわけです。たくさんお皿が並んでいてがちゃがちゃと回っていた時とは、にぎやかさが違います。

 

システムを上手に利用して、人にしかできないことに時間を使う

仕組みはとてもいいと思うので、あとはどう店の賑わいを出すか。
黙って座って、黙ってオーダーして、誰ともしゃべらずにレジを済ませる。
それじゃあつまらない。
システムを上手に利用して、今まで時間が割けなかったことに注力するといいと思うのです。

お客さんに商品をどうアピールするか。
どうしたら「あ、それも食べたい」って思ってもらえるか。
より提案力と接客のスキルが問われるかもしれません。
スマホでオーダーできるようになれば、目の前のタッチパネルば別の役割に使ってもいいわけです。
自分のオーダーしたものが作られている様子とか、注文した寿司ネタの美味しい食べた方とか、板前さんのライブが出てくるとかね。
それを見ていたら、これも食べたくなっちゃったなあ、って思えるような説明を流すとかね。。

それからお店のスタッフさんも、どうしたらお客さんがもっと楽しんでもらえるか、もうちょっと長いして食べて行こうかなって思ってもらえるか。
ここにいるだけでなんだか楽しい、って感じてもらえるか。
もっとエンターテイメント性を高めて、お店にいること自体がなんだか楽しい、そんな店づくりをしていくといいのではないでしょうか。

お客さんがついつい利用したくなる、「お寿司以外のサービス」「お寿司以外の理由」があったら楽しいだろうな。

目の前を回る、いえ滑るスケート寿司を見ながら、そんなことを思いました。

ゆき
ゆき

回らないお寿司の予約はこちらからどうぞ(笑)

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 この記事を書いた人:増田由紀 

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2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
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