世界観のある人は、好きなものをちゃんと持っている

大阪でのセミナー テーマは「エクスマ的SNS活用」

まる先生に代講をお願いし、私は大阪に行ってきました。

私の同期が、エクスマセミナーで講演をするためです。

今回は「エクスマ的SNS活用」というテーマでした。

私が学んでいる、藤村先生の「エクスペリアマーケティング」通称「エクスマ」では、上位コースで「モノを伝える力」を学びます。その集大成として、上位コース終了後に藤村先生のセミナーに「ゲスト講師」として参加し、自分の講演をすることになります。

私の同期、名古屋でエステサロンを経営する伊藤みゆきさんは、塾でも上位コースでも一緒に学んだ仲なのです。

そしてもうお一人、税理士をしている山本やすぞうさんのお話もありました。山本さんは大河ドラマ好きが高じて、「大河ドラマ税理士」のニックネームを持つ方。

歴史上の事例からビジネスをひも解くという、とても面白い視点のお仕事をされています。でも税理士さんなんです。

 

今回の大阪でのセミナーのテーマは「エクスマ的SNS活用」。

SNSはただやっているというだけではなく、それは何かしら自分のビジネスにも活用しないともったいないもの。私もそれをまさに勉強中というわけです。

伊藤みゆきさんにしても、山本やすぞうさんにしても、SNSの使い方で共通していたのは「自分の強みを生かしたSNS活用」。みゆきさんは美容家だから美容のことが彼女の強みだし、山本さんは大河ドラマに詳しい(もちろん本業が一番ですが)ということが強み。

その強みを、自分らしさに変えて、ありきたりでない投稿をしていったところ、SNSで仕事の幅が広がっていったという共通点があります。

 

藤村先生の人選はいつもおもしろい

毎回、藤村先生がゲスト講師の組み合わせを考えるのですが、テーマに沿った人選が素晴らしいと思います。

この人とこの人、どんな共通点があって、どのテーマに合わせるんだろう。という人を配置する才能がおありになるのだと思います。あとで、なるほどね、このテーマにこの人なんだな、ってわかるのです。

今回は美容家と税理士さん。

どんな共通点?

SNS活用がテーマだけれど、伊藤みゆきさんはインスタグラム、山本やすぞうさんはツイッターと、使うものも違います。

でもこの二人、「好きなものが明確」というのが共通点でした。

 

セミナー会場は会議室ではありません

エクスマセミナー大阪の会場は、会議室ではありません。おしゃれなライブハウスです。

いつもこの天井を見上げて、きれいだなあって思っています。

パーティー会場みたい。

そうですね、エクスマのセミナーは、講師の講演というよりは、エンターテイメント的要素がすごく強いかな。講師が自由に、自分らしく話している、聞いている人に話しかけている、という特徴があります。

スーツにネクタイ、演台にグラスに入ったコップ、というものではないのですよね。

多分パーティー。

 

セミナーに参加すると、共に学んだ仲間に出会えるので、ちょっとした同窓会気分になります。

これも楽しみの一つです。

普段はSNSでお互いの近況を知ってはいるのですが、本物に会うのは久々。

京都から、飛騨高山から、名古屋から、千葉から、の友だちです。

 

エクスマ的SNS活用5つのポイント

メイン講師の藤村先生のスライドの時は、いつもテーマに合わせた音楽が効果的なBGMとなって流れてきます。これもあとでまたわかるのです。このテーマでこの曲なんだなって。

 

先生からは、SNS活用の5つのポイント。

スライドも写真撮影OKです。でもね、見たからってできるわけじゃないんですよね、これが。

1:忘れられないように継続的な発信

2:誰とつながりたいかを明確にする

3:あなた自身の個を出す(世界観)

4:フォロワーが喜ぶコンテンツを構築

5:楽しむ意識を持つこと

 

学ぶ前は、私自身は誰とつながりたいかなんて、そんなに意識せずに投稿していました。つながりたい相手をイメージしたことも、あまりなかったかもしれません。

自分の個性を出しているようで、本当は様子を見ながら調整していた面があります。

そんなに私のこと知りたい人いないでしょう、ってね。

それから楽しむ意識というのも、かけていたかもしれません。「楽しい」というのと「楽しむ」っていうのとちょっと違うでしょ。「楽しむ」って本当に大切なことなんだと、気づかされました。

「楽しむ」というところには、そうしようという「意志」みたいなものが感じられます。

 

好きなものがある人は、その人だけの世界がある

今回は特に「世界観」というキーワードがよく登場しました。

SNSを活用というお話なのに、メカ音痴だったという大河ドラマ税理士の山本やすぞうさんは、Twitterをとても面白いと思い始めて、自分の仕事の話ばかりではなく、大河ドラマの感想や内容、好きなこと、セリフなどをどんどんTwitterで投稿していった。

そうした所、それが仕事につながっていったというお話をしてくれました。

山本やすぞうさんのブログはこちら

大河ドラマをどうつぶやけば、どう仕事に結びつくのか? なんて想像つかないでしょ。

やっぱりお話をご本人から聞いてみないとわからないのですよ。それは。

 

Twitterで知った本物のお城の天守閣が借りられるという情報。

天守閣でセミナーをやってみようと思った。本当に好きな人だけくれば、それでいいかと思った。

でもできたら、そのお城にゆかりのある柴田勝家、朝倉義景、宇喜多秀家の末裔が参加してくれたらおもしろいのにな、と思っていたところ、なんと身近に末裔たちがいたということがわかり、しかもセミナーに参加してくれたとのこと。

好きなものを発信し続けていると、こうしてつながることができると身をもって体験されたそうです。こんなことってあるんですね。

好きなことを語る人って、その人だけの世界が持てますよね。その人の好きなもの、価値を置いているもの、こだわっているもの、そうしたことが相まって、その人だけの世界観を作り出します。

例えば税理士さんって、何となく同じようなイメージを想像してしまうのですが、「あの人はちょっと違う」というイメージをお客様が持ってくださったら、そして興味を持ってくださったら、そしてその興味が共通のものだったりしたら、仕事を依頼する側と依頼される側の距離はぐっと縮まります。

 

「なんでもいい」「人と同じでいい」ではなくて、自分はこれが好きだ、これにこだわりたい、これに価値を置いている、そういうことをそっと胸に秘めているだけではなく、発信してくことで、それを好ましいと思う人が集まってくる。そういう人の輪の作り方があるのです。

 

当たり障りのない投稿よりも、自分が伝えたいことを

伊藤みゆきさんは、小さいころから美しいものが好き。だから美容の道を志した。

美しいものってなんて素敵なんだろう、なんて心を満たしてくれるんだろう。って。

伊藤みゆきさんのインスタグラムはこちら

 

でも、エステの業界も競合多数です。同じような施術なら、少しでも安い方がいいと思うのも心情。

自分はどんなお客さんと出会いたいのか、どんな人を美しくしてあげたいのか。

自分を自由に表現できたら、そしてそれが評価(売上)につながったら、どれだけ楽しいだろうか。

そんな話をしてくれました。

 

それには、優しく甘い、誰の耳にも心地よい、当たり障りのないことばかりを投稿していてもいいんだろうか。彼女はちょっと立ち止まって考えてみたそうです。

人から「いいね」をたくさんもらえる。でもそれが何になってる?

それは自分らしい発言?

彼女はそこで、「もしかしてストレートな表現は、誰かを嫌な気分にさせてしまうことがあるかもしれない。でも嫌われたとしても、成果が出ないよりはマシ」と、より自分らしい投稿をすることに決めたそうです。

このままを続けていても何になるんだろう、って彼女なりに考えた結果です。

 

その結果、彼女の投稿に共感する女性が増え、彼女の提供するサービスを待ちかねて、ファンも増えていった、売上も増えていった、という話をしてくれました。

彼女自身、好きなもの、そうでないものが明確であること。またどんな人にどのように美しくなってもらいたいか、が明確であること。そして潔い性格ということもあり、発言がぶれないのもいいんですね。

 

自分だけの世界を持っている人は意外と少ないのかも

自分の意見のちゃんとある人、その人は自分の世界を持っています。

その世界観に共感する人が周りには集まる。それはとてもよい循環だと思います。

世界観って、本当は誰もが持っているはずです。一人一人は違うのだから。

けれど、誰もが外からもはっきりとわかるほどに表現できている人は、意外と少ないのかもしれません。

だってそれは「これが好き!」と自分でも強く思っていることでないと、表現できないのが世界観だから。

「何でもいい」「どれでもいい」じゃ、自分だけの世界は作れないから。

でも自分の好きなこと、好きなものを言うと「それ嫌い」「そうじゃない」っていう人もきっと出てくるでしょう。それが怖くて、それが面倒で、それが嫌で、ありきたりの発言をしている、というケースもあると思う。誰でも面倒なことは嫌ですからね。

好きなものを言うことさえ、各方面に気を遣わなくてはいけない、そういう人もそういう職場もあるかもしれなし。

そんな窮屈な時代に、私たち生きているのかもしれません。

でもそれでいいのか。それだとみんな同じじゃない? みんな同じなら特徴がないじゃない。どこから買っても誰から買っても同じなんじゃない?

ビジネスをしていたら、それでは困るのです。

あなたから買いたい、あなたにお願いしたい。

私の場合、あなたから習いたい、と。

そう思ってもらえるお客様と繋がってこそのビジネスだと思うのです。

私はね。そう思う。

 

私にもきっとあると思うけど、その世界観は人に上手に伝わっているのかな。

お2人の講演を聞きながら、自分の内面にも問いかけてみました。

こうして人の話、それも全く違う業界の人の話を聞くと、さまざまな気づきがあるものです。

気がついたら直せばいい。上手な人に学べばいい。そういうこと。

 

来月は私もすっきりいい顔できるかな

講演が終わってすっきりした表情の彼女。いい顔してるでしょ。

みんな会社の社長または経営陣です。

 

こちらは共に学んだ上のクラスの仲間たちと。こちらも全員社長さんまたは経営陣です。

伊藤みゆきさんは、藤村先生が大好きなので、ついつい顔が寄ってますよ(笑)。

しょうがないよね。好きなんだもんね(笑)。

 

11月には私もゲスト講師として、お話をする機会をいただきました。

こんなスッキリとした顔でみんなと写真が撮れるといいんですが。

精いっぱい、私の学んだこと、お伝えしたいことをお話しする予定です。

セミナーはどなたでもご参加いただけます。経営陣でなくても社長さんでなくてもです。

ご興味のある方はぜひ!

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 この記事を書いた人:増田由紀 

オンラインで学べる 大人のためのスマホ・パソコン教室 「パソコムプラザ」(047-305-6200)代表 。和風なものや嵐が大好き。好きな場所は京都や沖縄。
2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
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