災害用伝言板、web171の使い方 伝言の残し方を覚えておこう

今学期は、授業でもたびたび防災関係のことを取り上げています。

先週・今週の授業では「web171」について学びます。

 

グーなキモチ 「防災」の検索結果はこちら

 

伝言を残すという手段を覚えておこう

人に連絡を取る時、「相手に直接」何かアクションをしますよね。

メールやメッセージ、LINEに電話などなど。

でもそれって、相手の「メールアドレス」だったり「携帯電話番号」だったり「アカウント」だったり、とにかく相手に直接連絡を取っているわけです。

何でもない時はそれでもいいのです。

ところが災害時、全員が一斉にそれらを利用すしようとします。

でも同じ時に大勢の人が一斉に利用する、と想定して作られているサービスではありません。

平常時は、みんなが譲り合って使っている、みたいな感じでしょうか。

全員が一斉に行動を起こすと、どうしても足りなくなってしまうのです。回線が。

 

だからそういう時のために、「伝言を残す」というやり方も覚えておきましょう。

伝言を預けるのです。預けられた伝言を見たり聞いたりするのです。

その手段の一つに「171」や「web171」があります。

 

web171の使い方

まず、web171のページを出します。

スマホでも、iPadでも、ガラケーでも、パソコンでも。

インタネットにつながっているのなら、「web171」というキーワードで検索してページを表示します。

【登録】【確認】というメニューがあるのさ、そのページです。

 

伝言を残す場合・最初に電話番号を入れる

【電話番号】という欄に、電話番号を入れます。

災害用伝言板(web171)は、電話番号をキー(鍵)として、伝言を預かったり見たりすることができるサービスです。

直接電話をかけるサービスではありません。だから電話番号は、自宅のものでも、携帯電話でもかまいません。

電話のかけられないiPadでもパソコンでも、「電話番号」をまずは入れます。

 

はいはい、電話番号を入れればいいのね。

と思っても、「あれ?? 入らない?? なんで??」となるのです。

やっぱり1回やっておかないと。

私も最初失敗しました。よく読まなくて(笑)。

「ハイフンなしの電話番号」を入れます。

 

伝言を残す場合・次に名前と安否を入れて登録

次は名前です。伝言を残す人の名前です。

フルネームでなくても構いませんし、フルネームでもいいし。

はいはい、名前ね。

あれ??? 画面が進まない? あれれ?

そう、やっぱり一度やっておかないと。

「名前はひらがな」で入力します。名前の間のスペースは必要ありません。

私も最初は漢字で入れましたし、スペースも入れてしまいました。

簡単、簡単、なんて思っていて、いざやってみると引っかかる。

これが大事ですね。やってみてわかることってあるのです。

安否状態は

  • 無事です
  • 被害があります
  • 自宅にいます
  • 避難所にいます  ・・・の4つから選べます。

1つしか選べないわけではなくて、いくつでも選べます。

それから伝言は最大100文字まで預かってくれます。ここは漢字が使えます。

何か必ず書かなくては先に進めないわけではありません。

 

ひらがなは、名前のところだけ。難しい名前の人いらっしゃいますしね。読めない、入力できない、変換できない、じゃ困りますものね。

そして最後に【登録】を押します。

これでおしまい。

 

 

伝言を見る場合・最初に電話番号を入れて確認を押す

伝言を見る場合、やはりweb171のページを開きます。

そして電話番号をハイフンなしで入れます。この時、「自宅の電話かしら?」「携帯番号かしら?」と迷うでしょう。

人のを見る時になって、「あれ?何番だろう」って迷うのです。

だから家族や親しい人とは決めておいた方がよいですよね。何を使うか。

スマホから伝言を残すからといって、携帯番号でなくてもいいのです。

家族で「うちは、こういう時は家の固定電話番号を書くことにしよう」とか

「お父さんの携帯電話番号をこういう時は書くことにしよう」とか。

電話番号をキー(鍵)としているだけですから、みんなで決めておけばよいのです。

 

電話番号を入れたら、【確認】を押します。

 

すると相手の伝言を見ることができます。

何か書いてあったら一安心です。書ける状況なんだな。ってまず思います。

【安否】のところに、4つの選択肢から選んだものが表示されます。

【伝言】のところに、100文字以内で書いた伝言が表示されます。

何か書いてあったら、さらに安心しますね。

 

いずれにしても、一度体験しておくことをお勧めします。

伝言蓄積数: 最大20件(20件を超えるものは古いものから削除される)
伝言保存期間:最大6ヵ月(体験利用時は体験利用期間)

 

web171はアプリではありません。検索して出す「webページ」です。

でも、スマホの画面に次のようにして出しておくことができます。

忘れて171(いない)? Web171はスマホの画面に出しておこう!(2017/3/12)

 

 

 

参考

忘れて171(いない)? 災害用伝言ダイヤルの使い方(2017/9/1)
忘れて171(いない)? 毎月1日・15日は災害用伝言ダイヤルの体験日(2018/7/15)

 

 

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 この記事を書いた人:増田由紀 

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2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
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