カニにも著作権 著者のこだわり VS 編集者のチェック

カニにも著作権があるの（笑）。
著者のこだわり VS 編集者のチェック

私が本を書く時にこだわっているのは「リアリティ」。
本当にiPhoneを使って楽しんでいる、そんなシーンを載せたいのです。
そのメニューを説明するための「都合の良い画像」じゃなくて、「本当にそうやって使っている」というワンシーンを載せることにこだわっています。
だから、お友だちにも協力してもらって、掲載の許可をいただいています。みなさん快くお許しいただけて、ありがとうございます！

でも出版のルールは厳しくて、ここがいつも私の編集担当Sさんとのせめぎあい（笑）。
例えばお友だちと撮った大阪の夜。楽しかったなあ。よし、これ使おう。

Sさん「これ許可、取ってますか？」

私「はい、お友だちには許可取ってます」

Sさん「いえ、そうじゃなくて看板です。」

私「・・・看板？」

そう、「カニ〇〇」の看板、このまま掲載すると著作権侵害に当たるというわけ。
看板もデザインした人の作品なわけです。
はい、写真差し替え！　というわけ。
こんな作業が何度も続きます。
入力例、掲載例、これでなくてはならない理由などなど。
著者のこだわりVS編集者のチェック、が毎回あるわけです。

でも、誰かの作ったものというのは、無断で掲載したり、簡単に拝借しちゃいけないんです。
でも無難にまとめたくないし、面白くない写真は使いたくないし。できるだけ自分がホントに使ったり、楽しんでいる様子を本にしたいのです。
「いちばんやさしい60代」シリーズには、そんな著者のこだわりを忍ばせてます（笑）。

ぜひぜひ、ご利用ください。

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