進む路と書いて「進路」

中学校の進路説明会に行ってきました。

この時期、中学生も高校生も、この時期は受験シーズン。

ご家族も、本人に風邪をひかせてはいけないはもちろんのこと、自分が風邪をひいて子供に移したら大変ですから、マスクや予防に努めておられることでしょう。教室スタッフもご多分に漏れません。

我が家は来年ですが、あっという間にその時期が来てしまうことでしょう。あーっという間にね。

受験がすべてではないけれど、家族にとっても本人にとっても一大事であることは変わりないでしょう。

 

その集会の冒頭で先生が「来年のことを言うと鬼が笑う、と言います。先生も来年のことはわかりません。」とおっしゃいました。

中学生さんたち笑ってた。・・・先生、そんなー(笑)。

 

でもこう続けました。

「来年のことはわかりません。先生にも。誰にも。でも、道は作るものです。

進む路と書いて『進路』と言います。これから大事な話をします。」

 

何だか私もグッときてしまいました。

 

 

確かに先生がおっしゃる通り、来年のことは誰にも分らない。

先生にも、親にも、進む路を切り開いてあげることはできません。

路を指し示すことはできるかもしれません。

路がたくさんあることを教えてあげることはできるかもしれない。

その道を進むのに、こんな道具がいるよ、こんなスキルがいるよって教えてあげることもできるかもしれない。

自分が通ってきた道を、体験談として話してあげることはできます。

でもその道を歩いていくのは、自分自身。

これは大人にも言えることですよね。

「路」はどこかへ行くためのルートだそうです。

子供たちは、自分の決めた、その「どこか」へ行くために、進むべき「路」を歩いていくというわけですね。

どこへ行こうか、と迷っていると、なかなか「路」を見つけられないということかな。

 

—————


人や車などが通るところ。
人や車の行き来する道筋
どこかへ行くためのルート。
人が大勢通るみち
人や車などが移動に使う通路
石を敷いた道
太い道をつなぐ横の道

————–


人が歩く、馬が通る、車が通る場所
その用途や空間を表す時に使う

 

私は、彼の代わりにその道を歩くことはできない。

露払いで、障害物を取り除いてあげることもできない。

ついてきてと引っ張っていくこともできない。

 

自分で自分の道を見つけて、自分の足で歩く。

先生がおっしゃったように、道は作るものです。大事なことです。

親は後ろから見守るのみ。

「だらだら歩いてるんじゃなーーーい!」と、時々ブルドーザーで、ガーーーーっと後ろから押し出したい時もあります。

「あっちの道がいいに決まってるじゃないか。絶対あっちの道だよ」と連れて行きたくなる時もあります。

でもそれをやっちゃダメなのね。。。

先生のお話に、いろいろなことを考えさせられました。

 

 

 

 

それから先生はこんなこともおっしゃってました。

今はいろいろと変化のある時代だ。君たちの先輩がそうだったからと言って、来年そうとは限らない。

いろんなことが変化していく。

変化に対応するにはどうすればいいか。

「情報を自ら集めるんだよ。」

情報を集める方法はたくさんあるよ。誰かが教えてくれるのを待ってるだけじゃだめだぞ。

先輩に聞くとか、先生に聞くとか、親に尋ねる。自分で調べる。

情報を集める方法はたくさんあるんだ。

 

あー、先生。これって大人にも言えることです。

大人だってそうなんです。

待ってるだけじゃダメなの。

変化に対応するには、自分でも情報を集めることが必要です。

その中から、何を感じて、何を選ぶのか。

 

先生方のお話が、妙に心に残った学校での出来事でした。

 

 

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 この記事を書いた人:増田由紀 

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2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
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