災害用伝言ダイヤルを両親にも練習してもらう

忘れて171(いない)? 災害用伝言ダイヤルの使い方(2017/9/1の記事)

 

9月1日は防災の日。

ということで、授業でも災害用伝言ダイヤルのお話をしました。

 

「そうだ、実家の両親にも練習してもらわないと」ということで実家に行き、スマホ片手に「171」の練習をしてもらいました。

父はまあ大丈夫。iPhoneも使っていますしね。

電話から流れる音声メッセージを聞きながら、できると思います。

 

私「いい、災害時は電話をかけてもかからないと思うから、この災害用伝言ダイヤルを使うようにしてみて。でも練習しないと忘れちゃうから、今日は練習できる日だから、いっしょにやってね。」

母は「ちょっと待って、書くから」とメモを取ってくれました。

そしてガラケーの母にも、私のiPhoneを渡して練習してもらうことにします。

私「じゃあ、このスマホでやってみる?」

母「うん」

 

私「まず、171にダイヤルするのね。」

母「うん」

私「覚え方だけど、忘れていない(171)って覚えてね」

母「うん」

私「じゃあ、これでかけてみて、電話のマークを押して、数字を出して171」

母「押した。」

・・・・・

母「何も起きないけど」

私「あ、緑色の電話を押してね、そうしないとかからないから」

母「押した。」

 

 

音声メッセージに従って、もちろん私も説明をしながら、練習が進んでいきます。

 

私「で、ここで自宅の電話番号を入れてね」

母「わかった」

・・・・

母「やった」

 

 

「あ・・・

なんで切るかなー

電話」

(どうしてこういう時は目にもとまらぬ速さで操作できるんだろう。フ・シ・ギ)

 

母「え、ここ押しちゃいけないの?」

私「それ(受話器のマーク)押すと、電話切れちゃうんだよね(笑)・・・じゃあもう一回最初からね。番号なんだっけ?」

母「えーっと、148?」

私「さっき、覚え方言ったよね、何だっけ?」

母「あー、いないだ、いない。171」

私「そう。じゃあもう一度」

 

 

そんな、こんなでようやく先ほどの箇所まで来ました。

私「じゃあ、もう一度、ここで自宅の電話番号入れてね」

母「いれた。・・・・何も聞こえない、もう一回?」

私「ちょっと

待ったーー!

それ(受話器)は押さない。

押さないよー、

そこでちょっと待つよー」

危ないところだった。また振出しに戻るところだった。

 

 

そうしてようやく、メッセージを録音するところまで来ました。

 

「お母さんです。

私とお父さんは

ちょっと怪我しているけど

元気ですっ!」

私「そう(笑)、そんな感じ。ケガしてるけど元気なのね。」

 

母「でもさー、これなんだか時間かかるよね、急いでいる時こんなゆっくりしてられないよー」

父「いや、そんなことないよ」

 

災害用伝言ダイヤルは流れてくる音声メッセージをずーっと聞いていると、確かにちょっとまどろっこしいところがあります。丁寧すぎるというか。

何度もやって慣れていれば、「次は1だな」などと先読みして数字を押したりできるのですが、初めての練習だったので、とりあえず全部聞いてもらいました。

 

母「急いでいる時に、これ全部聞けるー? 焦ってるのにこれはちょっともたもたしてるよね」

 

まあでも、急いでいるというか焦っている時ほど、ゆっくりやるのも大事なのかもしれませんね。だからあえての丁寧すぎる案内なのか??

 

私「じゃあ次に聞く練習ね。さっき録音したメッセージを聞くよ。番号なんだっけ?」

母「171」

私「じゃあ、かけてみて」

 

そうしてようやく、録音したメッセージを聞くところまで来ました。

さっき自分で録音した

「お母さんです。

私とお父さんは

ちょっと怪我しているけど

元気ですっ!」

を聞いて、自分で笑っていました。

 

「なんか、迫力あるわね、

私の伝言。フフフ」

 

というわけで、なんとか練習は終了。

時々やらないと忘れちゃうね。1日と15日は体験できる日だからね。

私たち仕事で電話とかできない時には、この伝言ダイヤルを使うからね。

お母さんたちも、「あそうだ、あの子たちは伝言ダイヤルにメッセージ残しているんだ」って思い出してね。

 

母「わかった。でもお母さんスマホ持ってないし」

私「え、携帯電話でも、家の電話でもできるんだよ。」

母「そうなの~? なーんだ。」

 

・・・ということで、実家でのレッスンを終え帰ることにしました。

 

最後にもう一度、不意打ちです(笑)。

私「災害用伝言ダイヤル、なんて覚えるんだっけ?」

 

 

母「え~、なんだっけ、え~さっきのなんだっけ。。。。

あ、思い出した。

こわくない

 

 

私「え。。。こわくないって・・・どういう番号よ・・・」(だめだ吹き出してしまう・・・)

母「え、違ったっけ? えー何だっけ」

私「何番だっけ? さっきかけたの、よーく思い出して。」

 

 

 

「・・・あ、わかった」

私「思い出した、言ってみて!」

 

「ここにいない」

 

・・・ここにいない。

う~む。絶妙だ。

まあ、よしとしよう。171(いない)はあっているのだから・・・・・

 

 

 

 

 

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 この記事を書いた人:増田由紀 

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2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
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