電話詐欺の会話を実際に聞いてみよう #STOP電話de詐欺 -犯人の実音声シミュレーター

2,637,089,583円

何の数字だと思いますか?

 

26億円・・・・何かの予算?

 

いいえ。これは千葉県で平成30年度に発生した「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」関連の被害額です。

26億円ですよ!!

千葉県警察HPより

 

 

市町村別に見ると、浦安市は40件となっています。こちらが色分けの地図。(千葉県警察HPより)

 

 

詳細については、千葉県警「電話de詐欺」のページに書いてあります。

千葉県では「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」などのことを「電話de詐欺」と呼んでいます。

千葉県警では、振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺の実態を周知するため、平成27年5月25日から同年6月24日までの間、広報用名称の募集を行なったところ、県民の皆様から39,023件の応募が寄せられ、新名称が「電話de詐欺」(でんわでさぎ)に決定しました。(千葉県警察HPより)

 

「電話de詐欺」とは、「電話その他の通信手段を用いることにより、対面することなく、面識のない不特定の者をだまし、架空または他人名義の口座に現金を振り込ませたり、現金を準備させて受け取りに来たりする手口の詐欺」を言い、「オレオレ詐欺」、「架空請求詐欺」、「融資保証金詐欺」、「還付金等詐欺」はその代表的なものです。

千葉県では、県警、市町村、関係団体、民間企業等と連携し、『STOP! 電話de詐欺』(ストップ! でんわ で さぎ)を合言葉に、この卑劣な犯罪の撲滅に向けて、粘り強く、取り組んでいます。(千葉県警察HPより)

 

 

ニュースで話題にもなっているし、「私は引っかからない」と思っている方もいるかもしれません。

そこで、こんなアプリがあります。

#STOP電話de詐欺 -犯人の実音声シミュレーター

iPhoneの方はこちら

 

 

これは、私がTwitterで、アプリの開発者・中野湧仁さんの投稿を見ていて知ったものです。

オレオレ詐欺の電話がかかってきたことのある祖母、認知症の祖母がいたことで高齢者に対する意識もあり、
オレオレ詐欺などの音声を流すことで防犯に繋がるのではないか。と考え、

すぐにあらゆる警察のHPを調べたところ、
僕が実際に住んでいる千葉県警察が犯人の実音声や文字起こしまで公開するなど、
特に防犯に力を入れているという印象を受けたので千葉県警に協力していただきたいと思い、
その場で千葉県警に電話して音声を使って良いか確認をとりました。(中野さんのHPより)

 

アプリの開発者 中野さんのTwitterはこちらです

 

そして形になったのが電話de詐欺シュミレーター

電話のマークを押すと、実際に電話の着信音が鳴ります。

(マナーモードは解除しておいてください。)

 

電話がかかってきたら、緑の受話器を押して実際のやり取りを聞くことができます。

音声に一部加工がしてあったりしますが、実際の犯人とのやり取りの様子が生々しく再現されます。

 

千葉県警察のHPには、これらのやり取りをすべて文字起こししたものもあります。

(文字起こししたデータはこちら 千葉県警察HPより)

 

でも実際の会話を耳にすると、「これは詐欺なんだ」と思って聞くからでしょうか、ツッコミどころが満載なのです。

でも自分がそのケースに遭遇すると、意外とすんなりと信じてしまった人も多いようです。

こちらは振り込め詐欺被害者の方の声(PDFデータ)

 

電話de詐欺シュミレーター」にはケース11までが収録されています。

1つ音声を聞き終わったら、【ホームに戻る】を押して最初の画面に戻ります。

 

別のケースを聞いてみたい場合、電話のマークを押します。

聞き終わると、バッチが獲得できます。

 

 

詐欺などに巻き込まれないためには、「情報を知っている」って大事なことです。

授業では今までこんな実例についてもお話ししてきました。

民事訴訟管理センターからの架空請求ハガキは無視!(2018/10/29)

 

今日はこのアプリを、皆さんにも聞いていただきました。

こういう話し方で、こんな語り口調で、こんな風に会話が始まる。

それを知っておく。

 

もちろん生徒さんのお宅にも、こうした電話がかかってきています。

「本当に息子の声に似ていて、すっかり息子だと思って話してました」という方。

「たまたまうちの家に泊まりに来ていて、タクシーで帰ったその息子からの電話、というので最初は息子だと思ってました。」という方。

もちろん皆さん、途中で「あれ?」と気が付かれたので、被害にはあっておられません。

 

もしご自分にかかってきたとしても、

「あれ、こんな話どこかで聞いたな。」と一度立ち止まることが必要です。

「あれ、なんかおかしいな」と一呼吸置くことが必要です。

こうしたアプリなどで予備知識を得ておくことは、「あれ?」と立ち止まる知恵にもつながります。

 

「自分はまさか、だまされない」と思っている方ほど、信じてしまいやすいとも言います。

自分だけは大丈夫、と思わず。

そして、次のことを覚えておいてくださいね。

・電話だけで相手を決めつけないで、必ず本人に確認を

・家族で合言葉を決めておきましょう

・キャッシュカードや現金を、会ったこともない人に渡すのはやめましょ

 

 

 

 

 

 

 

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 この記事を書いた人:増田由紀 

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2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
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